ずいぶん以前ですが、叔父が臨床試験に参加していました。
尿漏れの薬だそうで、実際にその症状に悩まされている人が参加できる治験です。
高齢になってくると尿意が頻繁で、夜にゆっくりと眠っていられないといったことがあるそうです。
そんな症状に当てはまっていたらしく、治療費がほとんどかからず、新しい薬の効果を得られるかもしれないと、やってみようと思ったらしいです。(試験段階なので当然副作用が出る可能性もあるようですが...)
私はそれまで、治験というと、若い健康な人が報酬目当てに参加するという先入観がありましたが、治験の募集サイト(http://link-u.biz/tobira/)などを見ても、健康な人の募集と、特定の疾患のある人の募集に分かれているようです。
実際に臨床試験を始めてみて、尿量や一日に何回トイレに行ったか、など細かく日記のようなものをつけなくてはならず、それに慣れるまでつい忘れてしまうと言っていました。
特に夜中にトイレに行ったときなどは、眠気もあるし、付け忘れることもしばしばあったみたいです。
実際に、日記帳を見せてもらいましたが、すごく大きくかかれていて、小学生の日記帳のようでびっくりしました。
高齢の方が多く、大きく見やすく工夫されているようでした。
他にも、分からないことがあれば臨床試験専門の看護師さん?が相談に乗ってくれるらしくおじにとって臨床試験は初めての経験でしたが、安心して参加しているようでした。