グラフィックデザイン

グラフィック...と聞いても、普段あまりイラストや絵画、パソコンの性能にそれほどこだわる人でなければ、あまりピンと来ないかもしれません。

ですが少しゲームをやる人であれば、ゲーム画像などを指してグラフィックと呼ぶといわれれば「ああ」と思い当たるのではないでしょうか。

パソコンの進化にともない、グラフィックの進化も素晴らしいものとなってきています。
当初はドット絵と呼ばれる、小さな四角い升目を埋めてキャラクターにするというものからはじまったゲームの画面は、今では現実ではとてもなしえぬ幻想的な画面や美麗な映像を作り出すまでに進化しました。

そしてその進化にともない、もともとはごく一部の人たちでしかなしえなかった、画像に関わる趣味や仕事が、素人にも随分と手が出しやすいものになりました。

大手のボーカロイドが、非商用作品についての版権をフリーにしたおかげで、素人の作曲家やそれにともないグラフィックを描く絵師と呼ばれる人たちも、プロになる機会を得たり、プロ同然に活動ができるようになっています。

グラフィックデザイン講座に通ってアドビのテクニックを身に着けて、デザインした画像をネットで売るソーシャルサイトなどもあります。

またLINEのスタンプは、グラフィック作成能力がすぐれていなくても、味があるものが作り出せれば人気出るような例もあります。

プロと素人が、色々な接点で近づけるという点で、グラフィック制作には不思議な魅力があるのかもしれません。