セミナーのきっかけ

私がヨガを始めたのは十六年も前のことです。

フィットネスから健康について深く考えるようになり、友人に誘われるままヨガ道場へ通いだしたのがきっかけです。特に興味があったわけではないのですが、やってみるとカラダに良さそうだし、ヨガの先生と気が合うことがわかり、こつこつ続けています。

始めてから数年たったころから、ちょっと欲が出て来て、ヨガのセミナーというものにも参加するようになりました。

インターネットの無料セミナー情報で動画を見ていたのですが、やはりこういった分野の場合、実際に身体を動かしながらでないと判らない事もあり、会場に足を運びました。

ヨガのセミナーというのは、たとえば「頭立ち、肩立ちのポーズのバリエーション」だとか、「アーチのポーズ」など、あるポジションについてじっくりと考察するというのが多いです。

ですので、普段何気なくやっているポーズでも、セミナーに参加することで上手になったり、新たな筋肉の使い方を見つけたり、日ごろ何気なくやっているポーズからでも得られることが多いのは言うまでもありません。

そして、いろんな師匠と出会えることもセミナーに参加する楽しみです。中にはとてもカリスマ的なヨガの先生がいて、突然沸いたようにやる気が出てきたりするのです。

私の先生は「セミナーとは、種を植えることよ」とよく言います。

ラテン語でセミとは種のこと。

これは私の中でもとても印象深い言葉になりました。自分の中に何か新しいことを植え付け、それを育てて自分のものにしていくということなんだな、という意識をもって、これからもたくさんのセミナーに臨みたいと思っています。