銀座の基準とは

前回は芸能人に会うためにラウンジでバイトという女子大生の話を書いたのですが、そういった人脈よりさらにワンランク上の社会的地位のある人を対象としたお店と言えば銀座ですよね。
おそらく銀座のクラブの求人に応募するような女性は業界人に会いたいとかそういった目的ではなく、最高峰の場所で最高峰の時給でトップクラスの顧客を相手にしたいというお水の中でも特に意識の高い方が多いのではないでしょうか?

まずもってゼロヘルプ (お客を持っていないキャスト) で日給3万円〜5万円がスタートラインという仕事は中々ないでしょう。
飛行機や新幹線移動の時にシートポケットに挟んであるような雑誌に「銀座のママ」のインタビューが載っていますが、あの界隈で採用されるにはその高い待遇なりの基準があって、若さ然り、美貌然り、知性然り、一定以上の条件をクリアしていたとしてママや責任者が顧客の相手をさせても恥ずかしくない水準を厳しく審査していることが取り上げられています。
私が知っているのはいくつかの高級ミニクラブと呼ばれるところですが、バイトといえどもママのヘルプとして接客をして顧客の時間を頂戴する価値があるかという部分が重要なのだとか。
銀座に来るような顧客の場合、会計がいくらかといちいち気にする人のほうが少なく、代わりに時間(無駄な時間、つまらない時間)の浪費にはうるさいと聞いたことがあります。
そういった意味で、普通の歓楽街の接客業の基準とは違う次元の基準があるのだろうなと思います。

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