仙台の家業

私の実家は昔から自営業を営んでいます。

経理などで、手の空いている私が結構手伝いに行くことが多いのですが、数年も手伝うと税金というものについてかなり一般の人よりも知識が付いて来ているのを実感しています。

はじめは父のやっていた節税対策を、理解する事から始めました。
まず、売り上げ1000万円を超えると、消費税というものがかかってきます。

毎年ぎりぎり1000万円以内におさえて、消費税がかからないようにしています。

仕事柄、売り上げ=利益のような感じなので1000万近くの売り上げが出れば正直、十分なのです。

また、日ごろからあらゆる領収書を取っておくことで、経費で落としています。

意外と知っている人は知っていると思うのですが、夜食のための食費や外での接待のようなものなどもすべて経費としてあげてしまうことができるので、領収書やレシートは細かくとっておかなくてはなりません。

そして、自宅を事務所兼としていても、水道代などの光熱費は生活用と仕事用で分けて計算すると、おかしくない範囲であれば仕事用の方を経費として計上できます。

これは税務署の判断らしいので、ある程度の常識の範囲内で按分していれば問題ないようですが、はじめにどのような割合にするかなどは実家のある仙台の税理士の先生に顧問になってもらい、チェックしてもらっています。

アルバイトを雇って人件費を計上することも欠かせません。

それ以上のことは、素人では思いもつかないものですから専門家の提案をなぞる形にしていますが、とにかくありとあらゆる税金対策を行って、少しでも払う必要のない税金を減らさなければ自営業なんてやってられないのだそうです。