法律相談

週明けにも書きましたが私の父が亡くなってしまったときの話の続きです。
まだ遺品の整理などでバタバタしていたときに、私宛てに一本の電話が入りました。

「あなたのお父さんの借金のことなんですけど・・。」

私はその言葉を聞いただけで青ざめてしまいました。
そうです、父は多額の借金を残してこの世を去ってしまったのです。
もちろん他に財産なんてありません。
すでに母も他界していましたし、私には兄弟姉妹がいませんでしたので、相談できる相手もいませんでした。

私が借金を支払っていかなければならないのだろうか・・

こんな疑問が常に頭から離れず途方に暮れていたところ、電車のつり革で「法律相談」の文字を見つけました。
今回の件が、果たして法律に関わることなのか・・
それすらもわからなかった私ですが、他に頼るところもなかったので足を運んでみることにしました。

本当に解決するのだろうか?
そんな不安が頭から離れませんでしたが、この不安があっという間に取り除かれることになるとは思いもしませんでした。
弁護士さんはとても丁寧な対応で、「相続放棄」という方法があることを教えてくれました。
非常に無知で情けない話なのですが、相続した借金は相続放棄をすることで初めから相続してなかったことになるというのです。
相談後も弁護士さんは、法律について右も左もわからない私を解決まで導いてくれました。

今では相談をして本当によかったと思っています。