最新の機械

私は配管工具の機械を扱う仕事をしていました。

配管工具と一概にいっても工場の大きなパイプから空調の冷媒配管まで皆さんが日常の中で良く見かけるようなパイプを加工する際に使用する工具です。

最近入荷したのが、塩ビパイプを短時間で切断出来る機械です。
昔はどこのパイプにおいても鉄管や銅管などが使用されておりました。

しかし現代では安全面や加工のしやすさといった面からほとんどの現場で塩ビパイプに移行しています。

移行といっても全てのパイプではなく、家庭でよく見かける水道やガスパイプで道路の下などに埋設されているパイプは鋳鉄管が主流です。

上で挙げた塩ビパイプに関して一見、簡単に切断出来そうに感じますが、切断面を綺麗に保ったり正確にまっすぐ切断するのは以外と難しい処理です。

そして1番の問題は切り粉です。切断するなかでどうしてもこの切り粉が発生してしまいます。この切り粉、何が悪いのかというと切断している際に粉塵として待ってしまい、切断している機械に付着してしまうのです。

きちんと清掃していれば問題ないのですがこれを怠ると切り粉によってモーターなどに不具合が生じてしまいます。

最近ではいろんな、メーカーで切り粉対策が講じられた切断機が開発されていますが、切断機に集塵機を接続する口をつけて切断すると同時に切り粉を吸い込む機能がついた切断機もあり、勤め先でも以前の物は中古機械の売買業者に引き取ってもらいすべてこの機能が付いている物に入れ替えを行いました

これは非常に便利で切断するごとにいちいち清掃する手間も省けて多くの切断が可能となりました。